私たちについて

私たちについて

近江吉田屋は、天保十三年(1842年)創業の老舗の米農家です。近江の国(滋賀県)にてお米を作り続けて約170年。ずいぶんと長い間やってこれました。これも近江吉田屋のお米を楽しみにしてくださる皆様、地域の皆様支えあってのことと感謝しております。初代、又右衛門(またよもん)の時代から、皆様の「美味しい」の一言が聞きたくて一生懸命米作りに励んでおります。

 

私たちのこだわり

私たちが生産するお米は、近畿の水がめと呼ばれる琵琶湖を抱える滋賀県が提唱する、水質保全・環境に配慮した(農薬を限りなく少なくする)お米です。近江吉田屋は自家消費のことを考え、収穫量は減っても農薬は限りなく少なくし、田植え後の除草剤1回散布のみにしています。

収穫時期が近づくと、病害虫に悩まされるのが常であるが、稲を健康に育てることで病害虫による被害を受けないようにすること、田んぼの畦草をこまめに刈ることを励行しています。稲作りは子育てと同じようなもの。イネと対話出来るようになりたいと思っています。

 

近江吉田屋のお米について

近江吉田屋では、皆様にご注文を頂いてから精米を行い、風味豊かなお米をお届けします。精米したお米は、ぬかがほとんどなく、非常にきれいな白米で無洗米に近いお米に仕上げています。メリットは炊飯前のお米をとぐ水と、時間の削減になります。

生産地である野洲川流域の土地は、砂が混じった土質です。土地が粘土質でなく、あっさりしているのでお米の味も少しあっさりしたものとなります。ちなみに、日本全国のお米の味を測る基準となるお米は、同じ土質の滋賀県野洲市(隣町)で生産される日本晴という品種が基準となっています。

コシヒカリ

米のねばりと歯ごたえが特徴で、多くの人に愛されている日本を代表するお米です。滋賀県では昭和55年頃から作付されるようになりました。近江吉田屋の先代「貢」は、当時の農協が主催していた「甲西町(現在の湖南市)良質米研究会」の会員として、滋賀県南部地域での初めてコシヒカリを栽培したひとりで、この地での栽培方法を模索し、安定的に作れる品種に仕立て上げていきました。それ以来、約30年間この地でコシヒカリを生産しています。

キヌヒカリ

コシヒカリの血を受け継いだ品種で、炊き上がりが絹のように美しいつやのあるお米です。コシヒカリよりあっさりしていて、おかずの味を邪魔しないのが特徴です。コシヒカリよりやや硬めの食感です。

ヒノヒカリ

コシヒカリを父に持つ品種で、親に負けないくらいの美味しい品種。噛みしめるほどに甘さが増し、モチモチとした食感が特徴です。九州、中国、四国で栽培され、全国の作付面積は3位。吉田屋の家族が一番好きな品種でもあります。

 

近江米について

滋賀県の米作りの歴史は古く、近江米は、全国でも食味のよいお米として高い評価を受けています。近江米が広く知られるようになったのは、平安時代に、隣接する京都が都として栄え、人口が増加したことにより、近江のお米が「登せ米(のぼせまい)」と呼ばれ、都へ大量に運ばれたことによります。これによって琵琶湖の湖上交通が発達し、大津の湖岸には諸大名の蔵屋敷が建ち並びました。

さらに、近江米の評価を高めたもうひとつの理由として、皇室との深い関わりが挙げられます。歴代天皇の御即位(ごそくい)の大礼(たいれい)に際し、献上(けんじょう)米を作る特別な田として、滋賀県内の高島、愛知、坂田、野洲、甲賀などの地域が、これまで40回以上にわたって選ばれています。神事とはいえ、実質的にはよりすぐれた産地が選ばれることから、近江米の品質の高さが古くから全国に認められていたことを物語っています。